以前から念願だった利尻山登山を達成。山頂からの夕暮れ、夜景、星空、そして日の出と全てを満喫してきました。
利尻山の避難小屋は御来光目的の利用は禁止のため、山頂にて寝袋で朝まで耐えました。利尻富士山頂で野宿して、星空と朝日を満喫してきました。そのレポートをしたいと思います。なお、利尻富士は海抜ゼロメートルから登ることができる全国的にも珍しい山です。
利尻山山頂で野宿 星空と朝日が最高!
行程・活動
行程:利尻空港(バス)→温泉前(徒歩) →北麓野営場→ 山頂(野宿)→ 北麓野営場(徒歩)→温泉前(バス)→利尻空港
利尻島・利尻山
2020.08.2(日)~3日(月)2 DAYS
- タイム 19:10
- 距離 18.9km(温泉前から北麓野営場までの徒歩含む)
- 上り 2039m下り2044m
- 山名 利尻山登山
- 夏(8月)
- 天候 晴れ
- 難易度 中級者向け(良好危険箇所あり)
- 装備1 mont-bell(テント、インナー、シューズ他)
- 装備2 THE NORTH FACE(パンツ)
空路利尻空港へ
羽田から新千歳空港を経て、空路利尻空港へ向かいました。
飛行機の窓から利尻富士が見えます。さあこれから登るぞ~♪♪
利尻空港着♪
空港を出ると、何やらバス停らしきものがあり、20分ほど待つとバスが到着。
バスで温泉前停留所へ
利尻空港からバスで温泉前停留所に向かいます。バスの乗客は私一人しかいない。。
のどかな風景をみながら向かいます。
温泉前(ゆーにーキャンプ場)到着
バスに揺られて10分ほどで「温泉前」に到着です。ゆーにーキャンプ場があるところです。温泉もあることからここで一泊する人も多いようです。私は山頂野宿することから、そのまま徒歩で登山口まで歩きます。
温泉前→北麓野営場まで移動(徒歩:2.2km)
温泉前を出て道路を右へ。緩やかな道路沿いをゆっくり歩いていきます。
北麓野営場到着(14:40)
温泉前停留所からおおよそ30分で北麓野営場到着。
キャンプ場管理人のおばちゃんから「お兄さん、まさかこれから登るわけではないしょ?」と聞かれ苦笑。入山届けを出していざ出発!
–8月2日–
13:30 利尻空港着
13:53 空港からバスで温泉前停留所まで
14:10 温泉前から北麓野営場まで歩く(2.2km)
14:45 北麓野営場から登山開始
18:46 山頂到着
甘露泉水(14:55)
利尻にはキツネも生息していないので、生水が飲めます。ここから先は水を汲めるところもありません。水を補給しておきます。ちなみに奥尻島には熊も生息していません。
4合目着(15:22)
まだ斜面は緩やかです。急がずゆっくり踏みしめるように登っていきます。この時間だとすれ違う人もほとんどいません。
5合目着(15:46)
少し汗も噴き出てきます。水を飲んで少し休憩です。
6合目着(16:13)
森を抜けて、下界の景色が見えるようになってきました。こうなると山に登っているなという実感がわいてきます。
6.5合目(簡易トイレ)
簡易トイレです。持ってきた携帯トイレを使ってこの中で用を足します。携帯トイレはキャンプ場で売っています。
7合目着(16:33)
だんだん見晴らしもよくなってきました。雲の上に出たようです。
8合目着(17:17)
8合目に到着しました。山頂が見えてきます。ここに避難小屋があります。中を覗いてみましたが誰もいないようです。
9合目着(17:57)
このあたりから高山植物も多くなります。風も強くなって、ところどころ突風が吹きます。9合目にも簡易トイレがあります。ここからは勾配もきつくなります。途中赤土の箇所もありゴツゴツした岩もありこれまでより時間を要します。早く山頂へ行かねば。
10合目山頂到着(18:46)
ようやく到着しました♪
想像以上に風が強く、ビールを飲んで夕日を見る。しだいに風が強まり震えるくらいに寒く感じる。景色は最高!
夕日を見つつビール🍺改めて乾杯!!
あー、沈むのか!
これが今日の寝床
どんどん暗くなる
山頂からの稚内や礼文島の夜景を眺めながらシュラフに包まり、そのまま目を開けるとヤバイほどの満点の星空!流れ星や流星群をはじめて見ました。
感動や!!利尻富士という大きな山に自分ひとりしかいない、不思議な感覚。
夜明けと感動の日の出 雲海も!
–8月3日–
03:30 空の色が青紫色からオレンジに変わってきた、まさかの女性二人組が登ってきた。ヘッドライドをつけていたので、夜中に登ってきたのか。
4:08ついに御来光 素晴らしい日の出です。たくさんのパワーを頂くことができました。
【登山にオススメのグッズ・装備】
この美しさ、目に焼き付けておきたい。
–8月3日–
4:30 下山開始 足を痛めてしまい、思わぬ苦戦。
8:50 北麓野営場着
下山後は、温泉前まで歩き、バスがくるまで待機。温泉の営業は11時から。バスは11:47分と温泉に入るには微妙。キャンプ場で顔を洗って着替えました。
身体はきつい、でも貴重な経験ができたのと達成感で充実した気分です。
14:47 温泉前停留所からバスで利尻空港へ
温泉前停留所(バス) → 利尻空港へ
ありがとう!グッバイ利尻富士、また来るぜよ。
その他
- 夜景の写真を撮るなら一眼レフ必須です!スマホは限界あり。
- 数々の高山植物や花も見れました。
- 階段が整備されていた。
- 利尻の気象の変化は激しいです。カラッと晴れていたと思ったら、突然強風や雲がかかったりします。軽装は避けた方がよいです。
- 下りが意外にきつい。
これまで国内や海外で仕事してきました。発信しながら多くの人とつながり、人生を楽しく過ごしていくため、ブログを書いていきたいと思います。
今回の記事楽しくて最高です!こちらまで登山気分になれました。ありがとうございます😊